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【せんべろnet監修】“ひとり飲み”初心者が平日にサクッと「家飲み」する噺

【せんべろnet監修】“ひとり飲み”初心者が平日にサクッと「家飲み」する噺

2024,9,10 更新

「酒噺:東京・大衆酒場の名店シリーズ」で一連の酒場知識を習得したお酒好きタレント・中村優さん。実践編に入って、女性一人(初心者)でも出来る「酒場」の楽しみ方を「せんべろnet」管理人のひろみんさんに教えてもらいながら体験していく第7回目。今回は趣向を変えて、平日に家でサクッと楽しめる「ひとり飲み」に挑戦します。

せんべろの達人が説く家飲みの醍醐味

明日は早朝から仕事があるものの、軽くでもお酒を嗜みたい気分の中村さん。そこでこの日は、早めに帰宅してサクッと飲むことに。おつまみは「せんべろnet」管理人ひろみんさんの著書『せんべろnetの酔っても作れる宅飲みおつまみ』(ワン・パブリッシング・刊)からセレクトしました。

本書では名酒場に教わった絶品レシピをはじめ、冷蔵庫にある食材で簡単に作れる料理や、コンビニアレンジおつまみなどを写真付きで紹介しています。
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右が今回参考にした、『せんべろnetの酔っても作れる宅飲みおつまみ』。左は大好評によって生まれた第2弾で、酒場紹介とレシピで構成された『せんべろnetのひとり酒場 家飲み手帖』
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お酒が進みまくる簡単おつまみ2品をクッキング

数あるレシピのなかから選んだのは、暑い日にぴったりとおすすめいただいた「さば缶ときゅうりのごま酢和え」と「やみつきみょうが肉巻き」の2品。さっそく調理といきましょう。

<さば缶ときゅうりのごま酢和え>
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●材料
・さば水煮缶:1缶(150g)
・きゅうり:1本
・塩:少々
・ポン酢:大さじ2
・砂糖:小さじ1
・煎りごま(白):適量

●作り方
1)まずは、きゅうりをスライサーでスライスします。
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2)塩もみして5分ほど置いたあと、塩を洗い流して水分を絞ります。

3)ポン酢大さじ2と砂糖小さじ1を合わせます。
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4)そのなかにきゅうりと水気を切ったさば缶を入れて混ぜ合わせます。
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5)器に移して、煎りごまをかければ完成!
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ひろみんさんのアドバイスとしては、きゅうりには時短になるスライサーを使うのがオススメとのこと。

また、100円ショップなどで販売されているシリコン素材のざるもあると便利。柔らかくざるごと絞れるので、簡単に水切りがしっかりできるのだそうです。
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シリコン素材のざるはそのまま水を切れるので便利
材料のさば水煮缶は、国内水揚げ・化学調味料無添加のものがおいしく仕上がるのでオススメ。

そして味つけのコツは、少量の砂糖でほんのり甘さを加えること。きゅうりやポン酢の爽快感のなかに甘みがあると、よりお酒が進む味わいになるとのこと。
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味見をする中村さん。真剣な眼差し!
切って和えて混ぜるだけの気軽さ。それでいて、さっぱりした味わいでお酒も進むという絶品おつまみの完成です。続く2品目は「やみつきみょうが肉巻き」。
<やみつきみょうが肉巻き>
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●材料
・みょうが:お好みの量
・豚バラスライス:お好みの量
・塩:適量
・こしょう:適量(スパイスソルトでもOK)
・サラダ油

●作り方
1)みょうがを好みのサイズで縦半分~縦4等分にカット。
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2)これらを豚バラスライスで巻き、塩・こしょう、もしくはスパイスソルトを振ります。
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3)サラダ油をひいたフライパンに上記の豚バラみょうがを入れ、こんがりと焼き目が付くまで中火でソテーすれば完成。フライパンは、ホットプレートで代用してもOKです。
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こちらも簡単かつスピーディーで、10分程度ででき上がり。
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ちなみに、塩・こしょうの代わりにスパイスをふったり、仕上げにポン酢や七味唐辛子をかけるのもアリとのこと。さらに、トッピングとして大葉やクリームチーズなどがあると、いろいろなバリエーションも作れるのでオススメです。

合わせるお酒は?

さて今回、合わせるお酒は、2024年9月10日発売の新商品、タカラ「発酵蒸留サワー」です。
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タカラ「発酵蒸留サワー」。フレーバーは、<クリア><レモン><ぶどう>の3種類がラインアップされています
タカラ「発酵蒸留サワー」の特長は、アルコール分3%と軽やかでありながら、しっかりとしたお酒の満足感が楽しめること。口に含んだ瞬間から複雑な香りと厚みを持たせる“果皮発酵スピリッツ”と、口に含んだあとの厚みを持たせる専用の「宝焼酎」を新たに開発することで、低めのアルコール度数でもお酒好きな人が求めるしっかりとした飲みごたえを実現しています。
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作った2品にお酒を合わせて家飲み開始!

ということで、「さば缶ときゅうりのごま酢和え」「やみつきみょうが肉巻き」とお酒を前に、いざ晩酌スタート。まずはタカラ「発酵蒸留サワー」をプシュッと開け、1日を振り返りながら乾杯です。今日もお疲れ様でした。
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氷を入れたグラスに注いで香りを満喫。それでは、さっそくいだきます! 味はどうでしょうか?

「とっても爽やか! 口当たりはライトですけど、大衆酒場で飲む本格的なチューハイのような飲みごたえがあっておいしいです。後味はスッキリしていて、どんな料理にも絶対合うに決まってますね! 私はお酒は好きですがそこまで強くはないので、まさに待ってましたって感じ。あまり酔いたくないとき用に常備したいちょうどよさです!」(中村さん)
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そして、おつまみにも食指が動きます。まずは「さば缶ときゅうりのごま酢和え」から。

「シャキッとした瑞々しいきゅうりと、脂がのったさばはナイスコンビ! ほんのり甘いポン酢がさばのうまみと調和して、ごまのアクセントもイイ感じ。それになんといっても『発酵蒸留サワー』がスゴく合う!」(中村さん)

なお「さば缶ときゅうりのごま酢和え」は、お好みでラー油やごま油をかけるのもひろみんさんのオススメとか。実践する際はぜひお試しを。続いては、「やみつきみょうが肉巻き」もパクり。
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「うんうん、これは新発見のおいしさ! みょうがは昔から好きなんですけど、薬味としてばっかり食べてました。でもこちらはみょうががメインで、ほんのりとした苦みや辛さに豚肉の甘い脂が染み込んで、超ジューシーでおいしい!」(中村さん)

では、こちらと「発酵蒸留サワー」の組み合わせはどうでしょう?

「ドンピシャです! みょうがの苦みや肉汁のこってり感・油を、『発酵蒸留サワー』がスカッと流してくれます。それでいてお酒のコクが余韻で広がり、至福な気分になれる。甘くないので料理の邪魔をせず、お刺身などの繊細な料理からこってりした揚げ物まで幅広く合うと思います。
それに、これなら翌日の仕事が気になったり、夕食後の家事が残っているので“夕食時に飲みたいけど酔いたくない”という時にいいですね!」(中村さん)
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「発酵蒸留サワー」のアルコール度数3%というやさしさも、「私にはぴったり!」と中村さん
ちなみに、「やみつきみょうが肉巻き」は、みょうが以外にアスパラガス、ヤングコーン、ピーマン、なすなどを具材にしてバリエ―ションを増やしてもOK。こちらは「肉巻きパーティー」というレシピで『せんべろnetの酔っても作れる宅飲みおつまみ』に載っているので、ぜひ参考に。

アイテムを活用してワンランクアップの家飲みへ

最後は、家飲みがより充実する調味料やグッズを、ひろみんさんの解説とともに紹介します。まずは調味料や食材について。

「調味料は、ポン酢、スパイスソルト、粒生こしょう、昆布のダシ醤油がオススメです。特に、昆布のダシ醤油はどんなものにも合う万能な調味料。オイルも、ごま油とオリーブオイル、ラー油を常備しておくとなにかと便利です。それと、チーズ、大葉、かつお節を常備しておくとアレンジに重宝しますよ」(ひろみんさん)

そして、ひろみんさんが家飲みグッズとして愛用しているのが保冷缶ホルダー。
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保冷缶ホルダー
「缶チューハイや缶ビールをホルダーに入れるだけで、冷たさが長持ちする優れモノ。家飲みはもちろん、BBQなどの外飲みでも大活躍してくれます」(ひろみんさん)

甲類焼酎やウイスキーなどの4リットルペットボトルに装着するワンプッシュ定量ディスペンサー。4リットルペットボトルはそのままでは重いため、こぼしてしまったり勢いよく注いでしまったりする問題をスマートに解決してくれます。
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ワンプッシュ定量ディスペンサー
「押すだけで適量を注げるのでノンストレス! 日々の晩酌が超快適に。慣れればワンプッシュだったり、半分や2プッシュだったり、好みの分量がわかるようになりますよ」(ひろみんさん)

3つめは薫製シート。スモークフレーバーを浸透させた特殊シートで食材を包むだけで、煙を出さずとも薫製できる技アリのグッズです。
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薫製シート
「チップを焚くスモークは、火加減が難しかったり、チーズを溶かしてしまったり、準備や後片付けが大変だったりと、何かと手間がかかります。でもこのシートなら巻いて冷蔵庫で寝かせるだけと簡単。私はお刺身やチーズ、スナックなどをよく薫製しています」
(ひろみんさん)

保冷缶ホルダーやワンプッシュ定量ディスペンサーは、一度買ってしまえば何回も使えます。そこまで高価でもないので、気になる人はぜひ手に入れてみてください!
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ひろみんさんが今回教えてくれたレシピの数々。これらの多くは、日ごろ飲み歩く絶品酒場がヒントになっており、中村さんもあらためて酒場へ行きたいと思ったのでした。次回はまた街へ繰り出し、外飲みの楽しみ方を学んでいきます。


記事に登場した商品の紹介はこちら▼
・タカラ「発酵蒸留サワー」
https://www.takarashuzo.co.jp/products/soft_alcohol/hakkoujoryu/


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撮影/我妻慶一
   

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