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【大阪・酎ハイ居酒屋 すけさん】「追いチュー」で楽しむこだわり酎ハイの噺

【大阪・酎ハイ居酒屋 すけさん】「追いチュー」で楽しむこだわり酎ハイの噺

2022,12,29 更新

みなさんは「追いチュー」という酎ハイの飲み方はご存じですか?
追いチューとは、生搾り酎ハイやガリチューのように、具沢山な酎ハイの1杯目を飲み干したら、そこにすかさずプレーン酎ハイを注ぎ直して2杯目を味わうというもの。つまり、酎ハイをおかわりすることです。

最近ではメジャーになってきたこのオーダー方法ですが、追いチューを楽しむためにはいくつかの条件があります。それは、2杯目以降もしっかりと果実や割材の味わいがしっかり楽しめる酎ハイと、お酒が進むおいしいつまみがあること。この2つをしっかりと備えたお店「酎ハイ居酒屋 すけさん」が、JR大阪駅・阪急梅田駅のすぐそばにあります。

11種類の樽貯蔵熟成酒を13%の黄金比率でブレンドした宝焼酎「純」

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今回ご紹介するお店「酎ハイ居酒屋 すけさん」で、酎ハイをよりおいしく仕上げているのが宝焼酎「純」35°。厳選した11種類の樽貯蔵熟成酒を13%の黄金比率でブレンドした、まろやかで口当たりのよいワンランク上の甲類焼酎で、1977年の発売から45年たった今でも多くのお客様に支持をいただいているロングセラー商品です。

駅直結!抜群のロケーションにある「酎ハイ居酒屋 すけさん」

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そんな宝焼酎「純」35°が思う存分楽しめる「酎ハイ居酒屋 すけさん」があるのは、JR大阪駅と阪急梅田駅のちょうど中間にある新梅田食道街。JR東海道本線や大阪環状線のガード下に位置しており、居酒屋をはじめとした飲食店が100軒余り軒を連ねる、人気の飲食店街の2階にあります。昭和を感じさせる佇まい、時折頭の上を電車が通り過ぎる音が響く、レトロな雰囲気たっぷりのお店です。

「いい雰囲気ですよね。なにより立地がいいですよ」と語るのは、「酎ハイ居酒屋 すけさん」の店長 須川 洋志(すがわ・ひろし)さん。
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「なにせ、JRと阪急両方の駅直結ですからね、それに営業時間も終電より前ですから、お仕事帰りにふらっと立ち寄って、ちょっと腰を落ち着けて飲んでも終電は逃さない。うちのお客さんは企業にお勤めされている方が多いので、この立地は本当に便利なんです。コロナ禍でもお客さんが常に暖簾をくぐってくださったのは、こうしたお店の立地の良さもあるんじゃないですかね?」と語ります。

絶品のおつまみと酎ハイの相性を楽しむ「酎ハイ居酒屋」

「もちろん、料理やお酒にも力を入れていますよ。」と話す須川さん。
須川さんは元々洋食を中心とした飲食店に勤められていたこともあり、メニューには定番のお酒のおつまみや境港(島根)から届いた干物などこだわりの食材に加え、ナポリタンなどの洋食メニューも並びます。

また、この店で人気を博している酎ハイも種類豊富で興味が惹かれるものばかり。その中の多くが追いチューで楽しめます。
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「ウチのオーナーが、宝焼酎が本当に好きで、“すけさん”は宝焼酎「純」35°を使用した酎ハイを楽しめるようにと作られた店なんです。宝焼酎「純」35°は、甘くないので酎ハイに入れる素材の味を邪魔しませんし、飲み口もすっきりしているから私も気に入っています。」とのこと。
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追いチューに使われる焼酎も、もちろん宝焼酎「純」35°。常連さんの中には、追いチューで6、7杯もお代わりされる方もいるのだとか。

自家製のスパイシーなガリがたまらない!黄色のガリチューハイ&しめさば炙り

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早速“すけさん”自慢のお料理と酎ハイをいただきます。手始めに、しめさば炙りと自家製のガリを使ったガリチューハイから。

脂の乗った鯖は軽く酢で〆てあっさりとした味わいに仕上げ、それを軽く炙って香ばしさをプラスしたもの。とろりとした腹身としっかりと身の詰まった背中、脂のコクに酢の酸味と、幾つもの味覚が重なります。ガリチューハイは、クチナシを使用した黄色い自家製のガリをこれでもかと使用しているため、本格的な辛味が堪能でき、この刺激がしめ鯖の脂のコクと実にマッチします。これだけ刺激的で味わい深いガリであれば、追いチューをプラスしても味が薄まることなく楽しめます。

1杯にトマト半分!豪快なトマトチューハイに玉子焼き

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トマトチューハイというと割材にトマトジュースを使った酎ハイをイメージしがちですが、“すけさん”のトマトチューハイはもっと豪快なもの。プレーンな酎ハイに、なんと湯むきして半切りされたトマトが浮かんでいます。これをアイストングで潰しながら、好みの濃さにして飲んでいくのです。これもやはり追いチュー必須。1杯目はトマトのエキスを堪能しながらあえてあまり潰さずに飲んで、2杯目にはザクザクとトマトを潰して粒感のある酎ハイにするなんて方法も楽しめます。

このトマトチューハイによく合うメニューが玉子焼き。ふんわりとろりとした絶妙な焼き加減。ほんのり出汁の香りがトマトの旨味を一層深いものに感じさせてくれます。

レモンが付け合わせ!?プレーンチューハイ&唐揚げ

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“すけさん”には「レモンチューハイ」のメニューはありません。レモンチューハイといえば定番中の定番。これがないのはちょっと寂しい気分になりますが、実はこれには訳があるのです。

実は、“すけさん”では酎ハイをオーダーすると「突き出し」としてレモンスライスが小皿いっぱいに提供されるのです。レモンチューハイが飲みたい場合はプレーンチューハイを注文して、これをグラスに入れればレモンチューハイの出来上がり。最初から何枚も入れて酸っぱい刺激を楽しむのもよし、追いチュー時に酸味を調整するのもよし、他の酎ハイに足して味変するのもよしと、なんとも遊び心ある提供スタイルとなっています。

レモンを入れたプレーンチューハイに合わせるのであれば、やはり定番の唐揚げは外せません。“すけさん”の唐揚げに使用されるのはフリソデ(肩や胸にある一部分の肉)と呼ばれる希少な部位で、さっぱりしつつもジューシーな仕上がり。下味にレモン塩や柚子胡椒を使用しており、爽やかでスパイシーな香りも楽しめます。

ビーフシチューのような深みある味と余韻を堪能!プレーンチューハイ&どて焼き

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大阪名物のどて焼き。白味噌を使い、甘くこってりとした味わいが定番ですが、“すけさん”では、赤味噌や赤ワイン、アップルワインを使用した独自のもの。須川さんをはじめ、スタッフの中に洋食出身の方が多かったことから生まれたこのメニュー。口に運べばまるでビーフシチューのようなコクに驚かされます。それでいて使用されているプリプリのすじ肉やこんにゃくには、やはりどて焼きの味わい。

味わい深いこのどて焼きの味をしっかりと堪能するために、あえて割材を入れないプレーンチューハイを合わせてみます。濃厚などて焼きを酎ハイと共に飲み込むと、ふんわりと香る赤ワインの余韻が広がります。

懐かしの喫茶店を彷彿とさせるクリームソーダチューハイ&ナポリタン

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最後は追いチュータイプの酎ハイではないのですが、ノスタルジーな取り合わせの酎ハイ&メニューのご紹介。

メロンシロップと炭酸を割材にして、バニラアイスをトッピングしたクリームソーダチューハイと、鉄板に乗せられ、ジュウジュウと音を立てる半熟目玉焼き乗せのナポリタン。甘い酎ハイにスパゲティと、女性向けのメニューなのかと思いきや、意外とおじさま世代が頼むことが多いのだとか。確かに、クリームソーダとナポリタンは、かつてはデパートの食堂やレトロな喫茶店で見かけた懐かしの取り合わせ。おじさんたちの子供時代を呼び起こすノスタルジックな世界です。

可愛らしい見かけのクリームソーダもやはり、宝焼酎「純」35°を使用することによってしっかりとしたお酒に変わっています。これに、酸味と甘みのあるソースが絡まったナポリタンを頬張る幸せ。大人だからできる、大人だから感じられるこの幸せをぜひお店で味わってみてください。

ふらりと立ち寄れるガード下の名店でこだわりの酎ハイを

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「うちは素敵なお客さんばっかりですよ」と須川さん。
「コロナを乗り切れたのもお客さんのおかけだと思っています。今も週に3〜4回来ていただけるお客様もいらっしゃいますし、顔馴染みのお客様と顔を合わせられるのは本当に嬉しいですね。もちろん、新しいお客様も大歓迎ですよ。酎ハイをはじめ、これからも新しいメニューを考案していくつもりですから、新しいお酒の楽しみ方をお求めの方はぜひ、いらしてほしいですね」。

心地よいスタッフと雰囲気抜群のお店、ついついグラスを重ねたくなる酎ハイや、楽しみ方が広がる「追いチュー」。
お仕事帰りや観光などで、大阪駅・梅田駅を利用される際は、ぜひ梅田新食道街の「酎ハイ居酒屋 すけさん」を訪れてみてはいかがでしょうか。


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〈取材協力〉
酎ハイ居酒屋 すけさん
大阪府大阪市北区角田町9-20 新梅田食道街2F
TEL:06-6360-7887
営業時間:15:00~23:00
定休日:月曜日


▽記事で紹介したお酒はこちら
宝焼酎「純」

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奇をてらわないから一番うまい!?本格チューハイの噺

   

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