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今日は何のお酒と合わせる?“缶つま”でおうち居酒屋を楽しむ噺《こってりおつまみ編》

今日は何のお酒と合わせる?“缶つま”でおうち居酒屋を楽しむ噺《こってりおつまみ編》

2020,6,5 更新

お酒には美味しいつまみがつきもの。
でもお家でお酒を飲もうと思った時、すぐにお酒に合う料理が準備できるとも限りません。そんな時に便利なのが開けてすぐに食べられる“缶詰”。

一昔前は、ラインアップも少なかった缶詰ですが、今やそのバリエーションは実に多彩。内容も充実しており、バルやレストランも顔負けの料理やおつまみが缶詰となって次々と発売されています。
まさに百花繚乱の缶詰業界、リカーショップやスーパーなどの陳列棚にもずらりと色あざやかな缶詰が並びますが、その中でも目を引くのがK&K(国分グループ)の「缶つま」シリーズ。
その名の通り、お酒に合うおつまみを徹底追及した缶詰のラインアップは、多くのお酒好きから熱い支持を集めています。

今回は、開けてすぐ楽しめるのが魅力の肴とお酒の噺。
手のひらに収まるサイズの本格的な缶つまと、自宅で簡単に本格的な味わいが楽しめるお酒のコラボレーションです。

今回は、お酒と言えばこれ!と言ったしっかりめの味付けの缶つまを中心に、一緒に楽しんでいただきたいお酒をご紹介します。
ぱかっと開けたら、始まる美味しいお酒の時間。
さて、今日のあなたのお酒心に響く缶つまとお酒の組み合わせは?

ちょっと贅沢な缶詰グルメ、あなたはどんなお酒を合わせますか?

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鮭の腹身(ハラス)といえば、柔らかな肉質とたっぷりと乗った脂が特徴の部位。
居酒屋でも、塩麹などを使った炭火焼きが人気です。このハラスを桜のチップでじっくりと燻製したのが、缶つまの「缶つまSmoke 鮭ハラス」。

身はあくまでも柔らかく、噛み締めると甘い脂がジワリと滲み出ます。たっぷりと脂が乗っているのに、しつこさを感じさせないのは程よく乗った燻製香のおかげ。缶詰とは思えない美味しさです。

お酒の飲み始めで脂の乗ったハラスが肴とくれば、炭酸&ドライな口当たりのスパークリング清酒「澪」<DRY>が最適。
控えめな甘さと鼻に抜ける日本酒の香りが、鮭の脂&燻製の香りとよく合います。
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喉が潤い、澪の炭酸で食欲が刺激された2品目。
ちょっとボリューミーな「厚切りベーコンのブラックペッパー味」をいただきます。
プルタプを開けた瞬間、目に飛び込んでくるのはぎっしりと詰まった角切りのベーコン。こちらはちょっとオーブンなどで温めると、香りが何倍にも膨らみます。とろとろの脂身とかみごたえのある赤身。濃厚な肉の味わいをキリリと引き締めてくれるブラックペッパーの刺激。

シンプルながら飽きのこない味と楽しむならやっぱりレモンサワー。
ちょっとプレミアムな缶詰に合わせて、寶「極上レモンサワー」<瀬戸内レモン>をチョイスします。
強めの炭酸と、華やかに鼻の奥へと抜ける優しいレモンの香りは、厚切りベーコンの濃厚な味わいを軽やかに受け止めてくれます。
こってりとした旨味と、レモンの爽快感。一口ごとに口の中がリフレッシュされて、いくらでもお酒が進みそうです。
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ハラスやベーコンといった、重めの食材が続くとちょっと箸休めになるものが欲しくなります。そこで次のチョイスは「缶つまSmoke うずら卵」。
ウズラの卵は、油漬けにしてあるため常にしっとりと艶やか。
口に入れると、ふんわりと燻製の香りが漂い、歯を当てると心地よい歯ごたえの後、プチンと白身が弾けて中からムースのように滑らかな黄身が現れます。
歯ごたえ、味わい、香り、舌の上で幾層にも重なる味覚、たかがうずら卵と侮れない奥深い味わいです。

この味わいを壊さず楽しむためには、すっきりとして甘くないお酒が欲しいところ。
リンゴを思わせるフルーティな香りが楽しめるの「香りよかいち<芋>ハイボール」を合わせます。
ドライな本格焼酎「よかいち」のマイルドな味わいと強い炭酸は、複雑で繊細に重なるうずら卵を邪魔せず、それどころか一層その味の輪郭を際立たせてくれるようです。
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お酒のグラスが重なってくると、ちょっと力強い一杯が欲しくなります。
今日のお酒の締めは、うっとりとさせてくれるふくよかな芋の香りが特徴の全量芋焼酎「一刻者」のロックを。
芋の香りとほんのり甘い味わいを楽しんでいると、旨味たっぷりな肴が恋しくなります。

鶏のハラミ(腹膜)を柔らかく焼き上げ、香辛料をピリリと効かせた「缶つま 鶏ハラミ 直火焼」は、まるで焼きたてのような香ばしさ。甘くない塩ダレで、鶏そのものの味わいを引き出してくれる、ご馳走と呼べる一品です。

氷でキンキンに冷えた一刻者との相性も言わずもがな。
実にさっぱりと心地よい、酒盛りの締めくくりを迎えさせてくれるコンビです。

小さな缶詰に込められた作り手の熱意に乾杯!

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一昔前までは、缶詰といえば保存食。
味もやっぱり出来立ての料理には叶わないという認識が一般的でしたが、今ではその常識は全く通用しなくなっています。
この流れを作ったのは、何よりK&Kさんをはじめとする缶詰メーカーのあくなき努力と、お酒好きの人々の「簡単に美味しいものが食べたい!」という思い。
今日紹介した缶つまはいずれも、お酒の香りにぴったりと寄り添い、味を幾重にも膨らませてくれるものばかりでした。

次回は趣向を変えて、あっさりとした魚介系の缶つまをご紹介します。
手のひらに乗るほどの小さな缶詰。
そこに込められた作り手の真心と情熱を感じながら、今日は缶詰でおうち飲みしてみませんか?
▼「缶つま」と一緒にご紹介したお酒はこちら

・スパークリング清酒「澪」<DRY>
http://shirakabegura-mio.jp/

・寶「極上レモンサワー」<瀬戸内レモン>
https://www.takarashuzo.co.jp/products/soft_alcohol/gokujo_lemonsour/

・香りよかいち<芋>ハイボール
https://www.takarashuzo.co.jp/products/shochu/yokaichi/kaori_hb/

・全量芋焼酎「一刻者」
https://www.ikkomon.jp/ 

▼その他のおすすめ「家飲み」コンテンツはこちら

・簡単にパパッと開店! “おうち居酒屋”の噺
https://sakabanashi.takarashuzo.co.jp/cat2/L9KYn
   

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