バリエーション豊かなレモンサワーと相性のよい料理の噺
2018,6,29 更新
さっぱりとした口当たりや、すっきりとした酸味が魅力のレモンサワー。いろいろな料理と相性がいいお酒です。
それを証明するのが大阪・北新地の「彩園(さいえん)」。この店のコンセプトは、「レモンサワーを愉しむお店」。では、レモンサワーに合う料理とは?
レモンサワーの世界を少し広げてくれる、料理との“マリアージュ”について話していただきました。
いろいろなレモンサワーが愉しめる
蜆楽檸檬では生搾り酎ハイ専門店をコンセプトにお店を営んでいる植岡さん。自身の想いである“酎ハイやサワーの文化を広げていく”うえで、植岡さん自身が特に思い入れの強い「レモンに特化した店を作りたい」と始めたのが、このお店です。現在、お店では14種類ものレモンサワーに、多彩な酒肴を合わせて提供しています。
ずばりレモンサワーに合う料理とは?
料理のコンセプトは“レモンサワーに合う料理”。そのなかでも特におすすめのメニューが、「紹興酒香る焼売(シューマイ)」。合わせるレモンサワーは、レモンのシャーベットを浮かせた「レモンソルベサワー」です。
レモンサワーと料理との相性について伺うと「本当のところ、レモンサワーは食中酒としてあらゆる料理に合います。ただ、さっぱりした飲み口なので脂の多い食べ物とは特に相性がいいですね。今回おすすめする焼売は、大阪の中華の名店に特別に頼み込んで作ってもらったジューシーなもの。これに紹興酒を振り掛けて、小鍋で蒸しあげます。意外ですが、レモンサワーと紹興酒の香りは抜群に合うんです」とのこと。
確かに豚の甘くとろける脂にレモンサワーのキレの良さは抜群。紹興酒独特の香りを、レモンの風味が包んでマイルドにしてくれて、焼売へと伸びる箸が止まりません。焼売のほかにも、山形牛の未経産牛のみを厳選した焼肉やホルモン炒めなど思わずグラスを重ねたくなるメニューがずらり。足繁く通うお客様が多いというのもうなずけます。
レモンサワーを心から楽しむために
これだけでも並々ならぬこだわりが見えますが、植岡さんの情熱はとどまることを知りません。なんと、彩園では店内でレモンサワーに合わせた映像と音楽も楽しめるのです。
「こればかりはお店に来ていただかないと。ちょっとレトロでいかにもぴったりというようなモノをご用意しています。ぜひお店で心ゆくまでレモンサワーと共に素敵な時間を過ごしてください」と植岡さん。
家で飲むレモンサワーも確かに美味しいものですが、彩園ではお店に来なければ味わえない驚きに満ちたレモンサワーとの時間が待っています。
<取材協力>
営業時間:18:00~
所在地:大阪市北区堂島1-3-33 新地萬年ビル1F
※取材データは2018年5月時のものです