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日本酒の新時代を拓く「然土」の噺

日本酒の新時代を拓く「然土」の噺

いい日本酒とは。 そう聞かれたら、10人に10通りの答えが返ってくるでしょう。しかしその中には、好きな銘柄や土地、仕込み方法とともに、「よく磨いたお酒」という回答もあるはずです。 米を「磨く」とは、酒米の表面を削る精米工程のこと。 米の表層近くには、脂質やタンパク質、ビタミンなどが多く含まれ、これらが多すぎればお酒の香りが損なわれたり味のばらつきが生まれてしまうことも。そこで、表面を削り、米の中でも最もでんぷん質の多い中心部の「心白」という部分に近い場所だけを使うことで、お酒をすっきりと、香り高いものにするのです。 この精米歩合が60%以下、つまり酒米の4割以上を削って作られたものが吟醸酒、50%以下のものが大吟醸と呼ばれます。 こうした吟醸や大吟醸のように、磨き抜かれた美しくすっきりしたお酒は、華やかな香りでとても美味しいものです。果たしてそれだけが日本酒の価値なのでしょうか。 今回は、多くの人がよく磨いたお酒を求める傾向がある中で、松竹梅が本気で「本当にいい日本酒」を模索し生み出した、生酛(きもと)造りの日本酒“松竹梅白壁蔵「然土(ねんど)」”と、そのお酒がどのような反響を呼んでいるかのお話です。
柚子栽培発祥の地・京都水尾で「冬至」と「柚子」の歴史に触れる噺

柚子栽培発祥の地・京都水尾で「冬至」と「柚子」の歴史に触れる噺

冬も深まるこの時期、庭先の木の枝に一際目を引く黄金色の柚子が見られるようになりました。この季節の風物詩といえば冬至の柚子湯を思い浮かべるように、この時期は柚子の収穫が最盛期を迎えます。柚子は、古くから大切な食物として、また香りの良い果実として珍重されてきました。今回はそんな柚子を生み出す、京都北部にある「水尾」の生産者さんのもとを訪れました。
みなさんはいくつ出合いましたか?地域限定クラフトチューハイの噺

みなさんはいくつ出合いましたか?地域限定クラフトチューハイの噺

もうすっかり知れ渡った「クラフト系」のドリンク。ブームの初めはクラフトビールが人気となりましたが、次第にジンやウイスキー、ジンジャエールからコーラまで多彩なドリンクが登場してきました。その中に「クラフトチューハイ」があるのをご存知ですか?今回の酒噺では、そんなクラフト系ドリンクの定義に始まり、クラフトチューハイの魅力まで、詳しく解き明かしていきます。
会館飲み実践編② 京都駅前・リド飲食街の噺

会館飲み実践編② 京都駅前・リド飲食街の噺

京都で人気を集める「会館飲み」。前回の実践編では若い店主が新たに作り出す、大宮・新宿会館の様子をご紹介しました。今回は、ちょっと切り口を変えて、時代を超えて存在し続ける古き良き、「会館」の酒場をご案内します。 訪れたのは京都3大ディープ酒場のひとつに数えられる、京都駅前の「リド飲食街」。 「会館飲み」という言葉ができるずっと前から、お酒好きたちの心を癒してきた酒場とは一
会館飲み実践編① 四条大宮・新宿会館の噺【後編】

会館飲み実践編① 四条大宮・新宿会館の噺【後編】

京都市内を中心に、密かに人気を集める「会館飲み」。 今回の酒噺は「会館飲み実践編」の後編となります! 後編では、お酒を酌み交わす人々はもちろん、会館飲みの文化的な側面を感じられる出会いもありました。
会館飲み実践編① 四条大宮・新宿会館の噺【前編】

会館飲み実践編① 四条大宮・新宿会館の噺【前編】

京都市内を中心に、密かに人気を集める「会館飲み」。 前回の「京都で注目を集める「会館飲み」って何だ!?の噺」では、会館飲みの定義や流行の背景について探ってきました。2回目となる今回はいよいよ実践編。前編と後編に分けてお届けします。 京都市内の会館を舞台に、それぞれの店舗の思いや、お酒を酌み交わす人々のお話を聞いてきました。
京都で注目を集める「会館飲み」って何だ!?の噺

京都で注目を集める「会館飲み」って何だ!?の噺

近年、京都を中心とした関西圏で注目を集めている「会館飲み」をご存じですか? 京都には「〇〇会館」と名のつく、飲食店の集合した建物が60軒ほどもあり、ここでお酒を嗜むのが「会館飲み」と言われています。しかし、京都府外の方からすれば「そもそも会館って何?」「なんでそんなに同じような名前の建物があるの?」と思われるのも当然。そこで今回は、京都の酒場事情に詳しい大学教員・加藤先生に「会館」について詳しくご指南を賜りました。
【兵庫・達人と巡る角打ち】神戸御影・榊山商店の噺

【兵庫・達人と巡る角打ち】神戸御影・榊山商店の噺

酒販店の片隅でさっとお酒をいただく「角打ち」。今回は、阪神電鉄御影駅から徒歩5分。夫婦が営む和やかな角打ち「榊山商店」へお邪魔しました。
【兵庫・達人と巡る角打ち】神戸東灘・小田商店の噺

【兵庫・達人と巡る角打ち】神戸東灘・小田商店の噺

酒販店の片隅でさっとお酒をいただく「角打ち」。地元の人が愛する、地域の角打ち店の魅力を達人・芝田真督(しばた・まこと)さんと探索していくシリーズです。 コンビニエンスストアや大規模なスーパーがまだそれほど多くなかった時代、各家庭に調味料やお酒を届けていたのは近所の酒販店でした。今では見られなくなりましたが、30年ほど前までは台所に続く勝手口に、「酒屋さんの御用聞き」が来て、不足している醤油や味噌、お酒などの確認をしていたものです。こうした経緯から酒販店の多くは今も住宅街の中心部にあり、そのうちのいくつかは地域の大人たちが集まる貴重なコミュニティの場となっています。 今回訪れた小田商店もそんな地域に愛される集いの場となっている角打ちのひとつ。 ただし、集う人々はちょっとだけ他の地域と変わっているようです。
【京都・吟味屋 菜々色】常連に愛され続ける酒場の条件の噺

【京都・吟味屋 菜々色】常連に愛され続ける酒場の条件の噺

みなさんには「行きつけ」のお店がありますか? ちょっと離れていても、そのお店に足を伸ばすのもいとわない。美味しいお酒と料理だけでなく、そこに集う人々の顔を見るとつい暖簾をくぐらずにはいられない。 そんなお店があるだけで、人生が少し色鮮やかになるものです。 今回の酒噺でご案内するお店「吟味屋 菜々色」(京都市下京区)も、そんな常連に愛され続ける酒場のひとつ。京都の繁華街から少し離れたところにあるこのお店に、地元の方に愛され、多くの人々が集う理由を酒噺スタッフが探ります。
酒場のシンボル赤提灯(ちょうちん)!提灯のルーツとこだわりの作りの技を知る噺

酒場のシンボル赤提灯(ちょうちん)!提灯のルーツとこだわりの作りの技を知る噺

黄昏時になり、街の飲食店街が俄かに活気づくと店先で明るく光り始める赤提灯。 どこかノスタルジックで魅惑的なあの灯りですが、そもそも居酒屋にはなぜ赤提灯が吊るされているのかご存じですか。今回、酒噺スタッフが向かったのは京都市東部の山科(やましな)区。享保年間※から続く、提灯の老舗「髙橋提燈(ちょうちん)株式会社」にお伺いし、赤提灯をはじめとした提灯の歴史と、職人技を必要とする作り方を教えてもらいました。 ※江戸時代の1716年から1736年までの期間で中御門(なかみかど)天皇、桜町(さくらまち)天皇の代の元号
日本から世界へ、形を変え拡大する“日本食”の噺

日本から世界へ、形を変え拡大する“日本食”の噺

2013年にユネスコ無形文化遺産に登録され、世界的に認知が高まっている和食。「SUSHI」や「TERIYAKI」などの料理名は、既に多くの国で使用され、「うま味」もそのまま「UMAMI」として認知されています。 ただし、日本人がイメージする日本らしい食事と海外の方がイメージする「日本食」には少し違いがあるようで、それぞれの国の事情や食習慣によって、各国で新しい「フュージョン※日本食」が生まれているようです。今回の酒噺は、アメリカ、ヨーロッパで主に拡大している日本食の現状についてご紹介する特別編です。 ※様々な国の料理や食材、調理法の融合
【大阪・酎ハイ居酒屋 すけさん】「追いチュー」で楽しむこだわり酎ハイの噺

【大阪・酎ハイ居酒屋 すけさん】「追いチュー」で楽しむこだわり酎ハイの噺

みなさんは「追いチュー」という酎ハイの飲み方はご存じですか? 追いチューとは、生搾り酎ハイやガリチューのように、具沢山な酎ハイの1杯目を飲み干したら、そこにすかさずプレーン酎ハイを注ぎ直して2杯目を味わうというもの。つまり、酎ハイをおかわりすることです。 最近ではメジャーになってきたこのオーダー方法ですが、追いチューを楽しむためにはいくつかの条件があります。それは、2杯目以降もしっかりと果実や割材の味わいがしっかり楽しめる酎ハイと、お酒が進むおいしいつまみがあること。この2つをしっかりと備えたお店「酎ハイ居酒屋 すけさん」が、JR大阪駅・阪急梅田駅のすぐそばにあります。
【大阪・西口酒店】超貴重!!手打ち蕎麦が味わえる角打ちの噺

【大阪・西口酒店】超貴重!!手打ち蕎麦が味わえる角打ちの噺

お酒屋さんの中でお酒とおつまみを楽しむことができる角打ち。定番のおつまみといえば、袋入りのスナックやいわゆる乾き物といった類のものですが、近年では、手作りの惣菜などにこだわるお店が増えています。 しかし、今回ご紹介する「西口酒店」は、なんと店主自らの手打ち蕎麦でお酒が楽しめる角打ちなのです。いつもとは違った角打ちの楽しみ方を求めて、酒噺スタッフが大阪の南部、堺東に向かいました。
【兵庫・達人と巡る角打ち】神戸長田・永井酒店の噺

【兵庫・達人と巡る角打ち】神戸長田・永井酒店の噺

酒販店の片隅でさっとお酒をいただく「角打ち」。地元の人が愛する、地域の角打ち店の魅力を達人・芝田真督(しばた・まこと)さんと探索していくシリーズです。 ハイカラなイメージのある神戸市の中にあって、下町の趣が深い長田区。今回訪れた角打ちも、今なおレトロな商店街が並び、こどもたちが遊ぶ声が響く下町の一角にありました。 第8回となる今回は、大正時代から100年以上続くという老舗角打ちの「永井酒店」。すてきなお惣菜とお酒、そして常連さんとの和やかな会話を楽しめる名店です。
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